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函館・道南地区の異業種交流会「がっつDONAN会」会員の声

(有)干山石材 干山 毅 代表取締役

(有)干山石材 代表取締役 干山 毅

がっつDONAN会入会のメリットは?

やっぱり人脈をつくれることですね。石屋の仕事は営業がやりづらいんですよ。「ごめんください、お墓いりませんか?」とか、電話で「お墓のご注文いかがですか?」とか、積極的な営業ができない商売なんです。実際に9割以上は紹介のお客様で、自分が広告塔となって顔を売っていくことが大切になります。 がっつDONAN会には様々な企業の方が所属していて、色々な方に自分が石屋であることを覚えてもらうことができ、製品や技術を自分の言葉でアピールすることもできます。そのことがいつか「そういえば石屋の知り合いがいるわ」とお客さんを紹介してもらうことにつながります。がっつDONAN会のような異業種の会は営業の場にうってつけなんです。

営業面だけではなく、デザインや製作の上でも他業種の方の意見が参考になりますか?

お墓を作る上では、お客様のつくってもらいたいお墓のニーズを忠実に実現させるため、希望を踏まえながらデザインを考えていくのですが、長年そういったことを続けていると、既成概念に捕らわれない自由な発想のアイデアが中々浮かばなくなってきます。近年、全国的にも「お墓離れ」が進む中で、石の可能性や多様性を探ることが重要視されていますが、それを一から発案するのはどうしても難しいものです。そんな中、がっつDONAN会のメンバーとの何気ない雑談がヒントになることがあります。アイデア面で異業種の方の発想に触れ、新しいアイデアが生まれるということもメリットの一つだと思います。

最後に、入会を考えている方へ一言お願いします。

(有)干山石材 代表取締役 干山 毅

異業種で組織する団体は色々ありますが、会社としての営業と自分のスキルを高めるための研修の両方をバランスよく実践できるのが、がっつDONAN会の良いところだと思います。特にスキルを高める上では、日銀の支店長や司会業の方の講演を聴けたりと、個人では経験できないことをたくさん経験できます。 ありきたりな話ですが、入っていて損はありません。さらに、人脈を広げて商売に繋げていこう、または、スキルを高めていこうとお考えの方には最適な環境だと思います。